給水装置工事主任技術者試験で仕事に厚みを

🛠️ 実務経験を活かす国家資格

「給水装置工事主任技術者」。

現場を支えてきた方、給水申請業務に携わっている方であれば、皆さんご存じだと思います。

この国家資格は、給水装置工事に関する専門的な知識と実務への責任が求められるもの。簡単に取得できるものではありませんが、その分、合格後は仕事への理解力・対応力が格段に高まり、社内外からの信頼にもつながります。


令和7年度の試験申し込みは、7月4日で締切済みです。

試験日は10月26日(日)。申し込まれた方は、いよいよ約3か月の本番準備期間に突入です。仕事との両立は簡単ではありませんが、日々の業務と試験内容が重なる部分も多く、実務の延長として手応えを持って学べるはずです。

今回は見送ったという方も、来年度に向けて早めに情報収集や勉強を始めれば、余裕を持って取り組めます。現場で培った経験は、試験対策においても大きな武器になります。

なお、受験に必要な実務経験は3年以上(受験申請書類を提出する時点での期間)。

「実務経験が足りない」という方も、虎視眈々と合格を狙って準備を進めていきましょう。


👷‍♀️現場だけじゃない。申請業務でも活きる資格

弊社では、事務職の女性社員2名がこの資格に挑戦し、見事合格。給水申請業務に携わるで、専門知識を活かして申請担当として活躍しました(現在は退職されていますが、当時は大きな戦力でした)。

現在も女性社員が、将来的な資格取得を目指して前向きに取り組んでいます。性別や職種に関係なく、「知識を身につけ、仕事に役立てたい」という想いこそが、資格取得への一歩になる――その実例が、社内には確かにあります。


📘 試験概要とポイント

- 受験資格:給水装置工事に関する実務経験3年以上

- 試験形式:筆記(4択)※以前の3択から変更され、難易度アップとの声もあり

- 受験料:21,300円(令和7年度)

- 合格率:30〜40%(年度によって変動あり)

しっかりと勉強が求められますが、業務経験と照らし合わせながら理解を深めていくことで、確実に身につけられる内容です。現場・申請、どちらの職種でも取得する意義は大きく、実際に活用できる場面も多い資格です。


🏅「できること」が広がる。仕事に、キャリアに活かせる一歩

この資格は、自治体への給水申請や指定工事店としての業務対応など、日常業務の中で活かせる機会が多くあります。

経営事項審査(いわゆる経審)での加点対象にもなりますが、それ以上に「自分ができることが増える」という実感は大きく、働くモチベーションにも直結します。

年齢や経験を重ねた今だからこそ、「資格取得」という挑戦は、自分の仕事に厚みをもたらす有意義な一歩。

実務と知識の両輪を備えた人材として、さらに信頼される存在を目指してみませんか。